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人文書院

混在するめぐみ

混在するめぐみ

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宗教とフェミニズムが交差する場は複雑に入り組んでおり、オリエンタリズム批判もくわわった女性の語りには複合的な視座が要求される。しかしこの複雑な語りの交差するところにこそ現代の女性の宗教的主体への「めぐみ」――自己再生の可能性がある。宗教は「女性を抑圧する家父長制の道具」なのか「社会の底辺にある女性に救いをあたえてきた」のか。この矛盾する二面性ゆえに、フェミニズムと宗教をつなげる試みは不毛なものと軽視されてきた。しかし、本書で論じられるようにフェミニズムは宗教を批判するだけでなく再生をも可能にし、フェミニズムも宗教によって新たなチャレンジを見出すこともある。互いに立場を違える二人のダイアローグから生まれた、これまでにない画期的論考。

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