科学文明の「信」を問う

二十世紀があらわにした「核」の問題、環境汚染、貧富格差、強烈な金銭支配の現実、そこに底流している科学技術のもつ恐ろしいまでの無限可能性。変わりゆく世界のなかで不易の知恵と「信」の重要性をさまざまな局面で切り取る「宗教と科学」を巡る現代文明論。