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人文書院

ベンヤミンの歴史哲学

ベンヤミンの歴史哲学

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〈個物の救済〉からすべての人間を言祝ぐ〈真の普遍史〉へ

「歴史」に翻弄された思想家ベンヤミンは、「歴史」をどう捉えていたのか――ドイツ精神史との対話、同時代人との対決のなかにベンヤミンの思考の軌跡をたどり、その未完の「歴史哲学」の核心に迫る。「些末なものへの畏敬心」を胸に〈真の普遍史〉を追求した思想家の姿を、新たな角度から描き上げた画期的論考。

「人類史は破局の連続であり、そのなかではたえず瓦礫と髑髏が生み出され、それらは物言わぬ口でこの世の歴史の儚さを告げているが、しかしまさにこの破局のなかで生み出されたものこそが、破局の連続の断ち切られた世界を、「メシア的な世界」を、「普遍史」を想像するための縁となる」(本書より)



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本書初版第一刷において、以下の間違いがありました。大変申し訳ありません。お詫びして訂正いたします。(編集部)

p.24 7行目「ミロストリア」→「ミクロストリア」

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