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人文書院

布団の中から蜂起せよ

布団の中から蜂起せよ

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今、この人の話していること、聞かないとだめじゃないかな。
耳を傾けるだけじゃなくて。体ごと傾けて。
――斎藤真理子(翻訳者)推薦

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あなたに死なないでほしい。


家父長制、資本主義、天皇制に抗して、あらゆる生存のためになにができるのか、なにが言えるのか。金子文子やデヴィッド・グレーバーを参照軸に、アナーカ・フェミニストの立場からこのくにの歪みを抉り出す、ライター高島鈴の初エッセイ集。脈打つ言葉は、きっと誰かの心臓と共鳴する。

「どうせ生まれてしまったんだから、他人のために、少しでもこの世をマシな方向に動かそう。自分のために殺意を使うな。首にかかった手を外して、ゆっくりと社会に向かって拳を握り直そうではないか。いろいろなものに追い詰められて、布団の上に横たわったまま動けずにいる身体は、あなたの意志ひとつで蜂起に参画できる。私はあなたと、そういう戦いをしたいのである」(本文より)


装画 松本大幹
装丁・本文デザイン 宮越里子

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本書初版第一刷において、以下の間違いがありました。大変申し訳ありません。お詫びして訂正いたします。(編集部)


p.36 8行目 「クシュアリティ」→「セクシュアリティ」
p.70 9行目 「マーベル・シリーズ」→「DCシリーズ」
p.84 『フェミニスト現象学――入門経験から「普通」を問い直す』→『フェミニスト現象学入門――経験から「普通」を問い直す』
p.128 12行目 「より強い否定を生れる」→「より強い否定が生れる」

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