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人文書院

タルムード四講話 新装版

タルムード四講話 新装版

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2015没後20年、2016生誕110年

倫理の根源を問うた孤高の哲学者による、
ユダヤの経典タルムードの叡智を伝える四つの講話(1963~67年)
[1987年国文社刊行の新版]


「翻訳もまたある種の「懇請」を含んでいます。訳者はテクストにとりすがり、かきくどくのです。でも、「とりすがり、かきくどく」ことのできる主体であるためには、叡智的であるだけでは足りない。生活者であることが必要です。自分の住む都市に、街路に、他の人々に、自分が今取り組んでいるテクストと「同じだけの注意」を向けて生きている生活者だけが懇請の主体たりうる。レヴィナス自身がそう言っているんです。学校で教えることにも、会議に出て書類書きをすることにも、子どもを育てながら終わりなき家事労働をすることにも、武道の稽古に通うことにも、どれに対してもレヴィナスのテクストに対するのと「同じだけの注意」を向ける者でなければ、テクストの「語られざること」を聴き取ることはできない。僕はずっとそう信じていました。」(新装版のための訳者あとがきより)

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