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人文書院
東京ブギウギと鈴木大拙
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たいへん面白く、一気に読んでしまいました。
鈴木大拙という武士的風貌の思想家の弱く、やわらかい部分に触れていて、
大拙への親近感が一層深まりました。――内田樹
* * *
親子はなぜすれ違ってしまったのか…。
知の巨人・大拙の息子にして「東京ブギウギ」の作詞者、鈴木アラン勝。
その知られざる波瀾の人生を丹念に取材し、父としての大拙を初めて描き出す傑作ノンフィクション。
「ここには成人したアランの、大拙の仕事に対するみかたが明確にあらわれている。父がやっているような日本の精神文化や伝統的なことは、彼にとっては「骨董品的存在」なのだ。それはそれとしてこれからも存在するだろうが、現代社会が求めるものとは異なる。自分は父とは違う道を行く――これがアランの意思だったと思う。」(本書より)
序章(PDF)→★
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