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人文書院

メルロ=ポンティと病理の現象学

メルロ=ポンティと病理の現象学

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生命の表現としての病

高次脳機能障害、幻影肢、ヒステリー、統合失調症、文学・政治の病的形象――メルロ=ポンティが論じた〈病〉の包括的検討を通し、思想の新たな地平を切り拓く、新鋭による豊潤な達成。

「メルロ=ポンティの現象学は、哲学と医学領域という異なる学問形式が、ともに新たな展望を開く可能性を示唆している。彼は、病的な諸現象の分析を現象学の概念と図式の枠に無理に嵌めこむのでもなければ、これらの概念を放棄し医学領域の用語に傾倒したのでもない。彼の病的現象へのアプローチは、異なる研究領域が、互いに新たな展望と地平を開くことの重要性を私たちに教えてくれるのである。」(本書より)

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澤田哲生(さわだ・てつお)/1979年、静岡県生まれ。パリ東(旧第12)大学クレテイユ校人文社会科学研究科博士課程哲学・認識論専攻修了(人文科学博士号「哲学および認識論」取得、2008年)。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得満期退学(2009年)。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)、静岡大学非常勤講師。

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