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人文書院

言葉と音

言葉と音

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音を聴くとはどういうことか

差異を持った世界のざわめきから、何が〈音〉として現出するのか

〈音響的なもの〉と〈可聴的なもの〉という独自の概念を軸に、現象学をはじめ多様な哲学的ツールを柔軟に駆使し、音響をめぐるまったく新しい思想の展開へと至る画期作。音を領土化する言説や権力を批判的に捉え、既存の音の秩序を宙吊りにするとともに、未だ聴かれざる音の出現を予見する。

「音には本質が存在しない。そして、それゆえに、〈音の存在論〉を発見したり、確立したりすることもできない。音の同質的で純粋な本性がひそかに身を潜めているような隠された秩序など存在せず、そこからその感覚を語らねばならないとするような秩序も存在しない。」(本書より)

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